2017年4月8日

基本編2|ドルの両替で理解する外国為替(FX)のきほん

FXでは現物をやりとりせず、通貨交換比率に投資

FXの正式名称は、外国為替証拠金取引。外国為替とは、通貨同士を交換することで、貿易の決済などのために、ドルを円に換えたり、ユーロをドルに換えたりすることを指します。現金を受け渡しせずに決済する仕組みです。

一方の証拠金取引とは、取引の結果生じた損益を、証拠金に対して足したり、引いたりする取引のことです。FXにおいて米ドルを売って、円を買うトレードは世界中で行われていますが、このとき実際にドル紙幣や円の紙幣をやりとりするわけではありません。ドルを売り、円を買ったことにする取引をして、その結果として1万円の利益が出れば、取引口座に入金している資金が1万円増えるのです。

出国時と帰国時の為替変動をイメージするとFXを理解しやすい

FXの基本的なシステムを理解するためには、海外旅行をイメージする手があります。

あなたが米国旅行したとき、1ドルが100円だったとします。お小遣いを10万円用意したなら、それは1000ドルに交換されますよね。そして、帰国後に為替レートが変動していれば、ドルを円に戻したとき、円の価値は変化します。1ドルが110円になっていれば、1000ドルは11万円に、90円なら9万円ですよね(現地で一切消費していない場合)。

このような二つの通貨間の交換比率変動を対象にした利益の追求を、実際に旅行せず行うのがFX、と考えると分かりやすいかもしれません。

ポイント① FXは通貨の交換を対象にした取引

外国為替とは現金を介さないお金のやりとりのこと。決済する仕組みの「立て替え」と、異なる2国間の通貨を「交換」するという、二つの意味があります。FXは後者の意味で、自己資金を担保にして証拠金取引をします。