2017年4月7日

基本編3|FXの取引方法は[買う→売る][売る→買う]の2種類のみ

「買い」も「売り」も違和感なく使おう

FXで利益を出すための条件はとてもシンプルで、勝ちパターンは二つしかありません。「安く買って、高く売る」「高く売って、安く買う」がそれにあたります。

このうち前者は、一般的な商売や株の取引と同じなので、すぐになじめるでしょう。買った価格より高く売ることができればその差額が利益に、安くしか売れなければその差額が損失になります。

一方、ちょっと難しいのが、後者の「高く売って、安く買う」でしょう。実生活においては、「売→買」という流れは成り立たないからです。FXでは、実際の紙幣をやりとりするわけでなく、取引で生じた結果を証拠金に対して増減するため(差金決済取引)、このような取引も成り立ちます。

ここではあまり難しいことは考えず、上昇を予想したら買い(ロングと呼ぶ)、下降を予想したら売り(ショートと呼ぶ)、予想が的中したら利益になり、外れたら損失になる、くらいの認識を持てれば十分です。

為替価格が上がっても下がっても利益を出せるのがFXですから、早い段階で実生活の常識は追いやり、ロングもショートも同じようにできるようになりましょう。これが資産運用への第一歩です。

「買い」なら「売り」、「売り」なら「買い」で取引のワンセット

FXで勝敗が決する瞬間は、「買い→売り」、あるいは「売り→買い」のワンセットが完了したときです。新規に買ったものは決済の売りで、新規に売ったものは決済の買いで終了します。

新規の売買しかしておらず、決済待ちの状態を「ポジションを持っている」などと表現します。この時点でも、相場の動きによってリアルタイムに損益は変動しますが、あくまで確定はしていない途中経過の状態になります。

そして、ポジションを持っている、未確定の利益のことを「含み益」、未確定の損失のことを「含み損」と呼ぶので、これも覚えておきましょう。

ポイント① ロング(買い)とショート(売り)の損益の仕組み

ロングは上がった分が利益になる

上昇を予想した場合は、新規注文で買い、決済注文で売ります。決済したときの価格が、買ったときより値上がりしていれば差額が利益に、値下がりしていれば差額が損失になります。

ショートは下がった分が利益になる

下降を予想した場合は、新規注文で売り、決済注文で買います。決済したときの価格が、売ったときより値下がりしていれば差額が利益に、値上がりしていれば差額が損失になります。

ポイント② FX取引の流れはヘリコプターの離着陸が分かりやすい!

「新規注文」で始まり「決済注文」で終わる

ヘリコプターの離着陸をイメージすると、取引の流れが理解しやすいでしょう。新規取引は離陸で、このあと着陸するまでヘリコプターは飛び続けます。この空中に機体がある状態が、損益が未確定の状態です。この状態での利益や損失はあくまで途中経過であり、最終的に着陸(=決済)するまでは確定しません。

ポイント③ 差金決済取引について

FXは「差金決済取引」という形態で行われます。これは通貨の買値と売値の差額を受け取る(もしくは支払う)という決済方法。例えばドルを100万円分買い、その後105万円で売ったとしても、その取引で実際に現金(ドル紙幣)の受け渡しを行うわけではありません。