2017年4月2日

実践編5|初めてのFXは利益1万円の目標からスタート!

少額から取引を開始してFXの実力をつけよう

FXを始めるにあたり、まずは1万円の利益を目標に設定してみてください。FXとは、資産運用です。短期間で資金を数倍にするとか、一攫千金を狙うものではありません。

さて、安全に1万円の利益を得ようと考える際に重要となるのが、あなたが用意する資金です。資金(証拠金)によって、目標を達成するために必要な時間に差異が生じます。

FXの利益額とは、先に解説した通り「売買数量×差額」から求められます。資金が多ければ売買数量を増やすことができるため、1万円の利益を得るまでの時間が短くて済みます。一方、資金が少なければ売買数量を増やせないため、目標達成までの時間がかかることになります。

であるならば、資金が多い方が有利なのかというと、そうとも限りません。資金の差は、目標達成への時間に比例するのであって、トレードの難易度については一定だからです。

むしろ少ない資金でFXを始めるということは、1万円の初期目標に対して、時間をかけながらコツコツと実力をつけていくことが可能となります。初心者には分不相応な資金で始めるよりも、健全にFXへ取り組めるはずです。 そして実力がつくに従って資金を追加していくという流れにすれば、運用の安定性が増すでしょう。また複利の力(元金と利息を合計し、次期の元金に組み入れる方式)のように、資産の増加曲線が上向きになります。

なお、最初は、資金のうちで投資して良い金額を5%以下と定めることを推奨します。これならば、一気に資金を失うリスクを免れることができます。

FX取引チェックポイント① 資金(証拠金)はいくらですか?

あなたがこれから1万円の利益を上げるためには、まず資金の観点を考える必要があります。少ない資金と多い資金とでは、「すべきこと」が変わってくるからです。資金が少ないほど、目標達成には時間がかかるといえます。しかし、あせらずにじっくりと実力をつけられますし、成長に応じて複利の力を利用することができます。

FX取引チェックポイント② 取引単位別・1万円の利益に必要な値幅と取引必要額

※取引必要額はドル円=100円で算出

目標値幅を想定しよう!

FXは「1万通貨取引で、1円の値幅を獲得すれば、1万円の利益」となります。上の表では、取引通貨単位を細分化し、1万円の利益に必要な値幅を整理。また、その取引単位に必要な金額も加えました。

FX取引チェックポイント③ 資金(証拠金)に対する取引額の占有率

※取引必要額はドル円=100円で算出

リスク管理を徹底しよう!

安全にトレードするためには、資金と、これから取引する額の割合(資金占有率)を意図して制御する必要があります。例えば、資金に対して、5%以下の額を取引可能な上限とする、とルール化すれば、一気に資金を失うような失敗を防ぐことができます。

FX取引チェックポイント④ 資金別・安全に1万円の利益を上げるための推奨シナリオ

トータルで考える!

100万円の資金で始めるならば、1万通貨取引で100pipsの値幅を狙うというのが、安全運用のシナリオです。1回のトレードで100pipsを狙うのではなく、数回のトレードの合計で、目標を達成するという考え方をしましょう。その他の資金の方は、上の画像を参考にしてください。

ドル円のトレード例①

■トレード解説
短期(20)と中期(50)の移動平均線を表示。中期移動平均線が右上がりなので、上昇トレンドと判断できます。エントリーは、短期移動平均線をローソク足が上抜けた箇所。そして決済はローソク足が下抜けた箇所とします。

ドル円のトレード例②

■トレード解説
これは15分足ですが、前提として日足や1時間足でトレンドを確認し、その方向へのみトレードを限定すると精度が向上します。この例では下降トレンドの大局だったので、ショートを狙います。MACDの交差(ゴールデンクロス・デッドクロス)がエントリーと決済のシグナルとなります。

ドル円のトレード例③

■トレード解説
トレード例②と同様に、チャートよりも大きな時間軸でのトレンドに追従するのが王道。この例では、週足、月足レベルで下降トレンドなので、ショートのみを狙います。平均足のシグナルは、色の切り替わり、すなわち陰転と陽転となります。

ドル円のトレード例④

■トレード解説
上昇トレンドにおいて、押し目買いをした例。上昇が一服し、フラッグというチャートパターンを形成。この上辺を、ローソク足が上抜けしたところがエントリーのポイントとなります。決済は、続伸後に直近高値まで戻ろうとした箇所としました。